ジャニーズWESTのジェンダー観、古くない?
まずはじめに、これは担降りブログではない。どうなの?と思うことはあるけれどそれ以上に好きなところがたくさんあるので、今のところオタクをやめるつもりはない。でも、ちょっと吐き出させてほしい。
※太字タグですみません。気持ちは太字です。
もしかしたらジャニーズWESTのメンバーの一部なのかもしれない。でも番組の構成上、全員がそのような思考を抱いているように感じてしまうのは仕方ないと思っている。
前々から○○な女は…というコーナーをやっているレコメンなど、ジャニーズWESTのジェンダー感に対しては疑問視を持っていたが、目を背けたくなったのは先日配信されたパパジャニWESTのキャンプ回であった。
Paraviにて配信されているパパジャニWESTで、三兄妹のパパになる回が配信されている(#12〜14)この回の配信は、妹にすぐ負かされてしまう兄を頼もしくしようというものが大きなテーマであったと思う。
そこで兄である男の子を、「男なんだから」と言ってあらゆる物事に挑戦させていたのだがわたしはそこに大きな疑問を抱いた。
妹たちにとって、頼りになる兄になってもらえたら親としても安心ではあると思う。でもそれは兄が年長者、人生の先輩に当たるからであって性別は関係ないと思うのだ。
男だから○○ができないといけないというのは呪いだ。わたしは「女らしく」という言葉や「女の子なんだから」と女を求められるととても苦しい。逆に、男らしさという呪いに苦しめられた男性もたくさんいるのだと思う。
ジャニーズという男性ばかりの社会の中で、なおかつファンの大半は女性という世界で生きていると男らしさを求められることに疑問視を抱かないのかもしれない。女の子らしい女の子になりたい子がいるように、自らの意思で男らしい男を目指している子もいるのだと思う。もちろん自らの意思なら全然構わない。目指す人間像があることは素晴らしいことだ。でもこれは他人が強要するものではない。強要してしまったら呪いになる。
どうか、今後パパジャニWEST内でジャニーズWESTのメンバーたちが男らしさや女らしさを子供たちに求めませんように。
いちオタクは願うことしかできない。大好きなジャニーズWESTに、これ以上不信感を抱きたくない。
ネガティヴなことをつらつらと書いてしまったが、番組中流星くんが「ソラ(例のお兄ちゃん)は優しいから、妹たちに強く言えないんじゃないかな」(ニュアンス)と言っていたのは救いだった。
わたしは優しいソラくんのままであってほしいと番組を見ていて思った。